私は京都・東京を拠点に活動するフリーランスのグラフィックデザイナー・アートディレクターです。そのものが元来持っている魅力や個性を、グラフィックデザインを通して世の中に定着させることを目指して活動しています。具体的にはロゴ / シンボルマークやキービジュアル、企業やブランド、飲食店や商業施設のアイデンティティ構築を中心としたグラフィックデザイン業務を行っています。また、書籍や冊子・パッケージ・音楽のジャケットなどの印刷物を中心としたデザイン、建築物のサイネージなど空間の中でのグラフィックデザインにも実績があります。東京でのシェア事務所を共有していた城井文平、菊地昌隆とともにデザインユニットBall Designとしても活動中です。

私はアイデンティティ構築を「佇まいをつくる」ことだと考えています。人によって話し方、服装、姿勢、思想など、好みや印象が違うように、企業やブランドにもそれぞれ社会における佇まいがあると思っています。そういった、もともとは形として見えないものを表面化させ、それぞれにあった佇まいを構築することが、グラフィックデザインの特徴であり強みです。その強みを活かしながら社会のためになるデザインをしていければと考えています。